どんなに準備をしても、どんなに経験を積んでも
あがる時はあがります。
要は、いかにその状態から抜け出す術を知っているか。
今日はその1つをあなたにご紹介しましょう。
それは…
「しゃべる照明になること!」 by古館伊知郎
報道ステーションのキャスターだった古館伊知郎さんは、
番組が始まった当初は、気負っていたそうです。
自分が何か言うんだ、新しいニュースをぶつけるんだ、と。
でも、そう考えれば考えるほど、緊張するは、外すはで
どつぼにはまっていった・・・。
そこで、ある時期から、見えてないところに、
いかに多く照明を当てるかだけを考えて進行していったそうです。
つまり、
>> 自分ではなく他人にフォーカスする <<
すると、かたさも消えて、ブラウン管の向こう側にいる視聴者にも
伝わるようになっていったそうです。
人前で話す時もそうですよね。
アガっている時ほど、
とかく他人に写る自分のことばかり気になりませんか?
そんな時こそ、自分ではなく他人にフォーカスしてみて下さい。
たとえば、結婚式の司会などでは、
披露宴ではなかなかスポットが当たりづらいゲストに目を向けてみます。
私の場合、新郎新婦のお爺ちゃんやお婆ちゃん。
「どこで、どんな風に照明を当てたら喜んでくれるかなぁ」と考えていると、
心に余裕が出てくるんですね。
緊張しているなと思ったら、
周りの誰かに気持ちを向けて、光を当ててみましょう。
「しゃべる照明になること!」
私自身も今だ実践中です。