昨日(1月28日放送)のキャッチザストーリーのゲストは
面相筆1本で絵と言葉を描き続けている
墨絵詩書家の小林白炎さん。
表現にはいろいろあれど、
モノクロにこだわるのには理由がある。
作品とは、観る側が自由に色をつけ、
作り手と合わせて、はじめて成り立つと思うから。
だから、
世界のプロ芸術家の登竜門である
フランス公募展「ル・サロン」に
3年連続入選という快挙を果たした作品
「Dreamer」も、
観る人によっては、
眩しい朝日をバックに上昇している鷹にも、
真っ赤な夕日を浴びて下降している鷹にも、
あるいは、オレンジ色に輝く月に浮かぶ、
伝説の不死鳥にも見えるんですね。
「なかなか夢を持てない世の中だけど、
それでも、夢を持って欲しい。
夢を持てば、絶対明るくなれるんです。
一富士二鷹、
本当はナスビまで入れたかったけど、
さすがに描いちゃうと落選しちゃうから(笑)」
こんなお茶目な部分もある白炎さんですが、
実は、調子が良くない時ほど
納得のいく作品が生まれてくるそうです。
「自分で身に沁みないと言葉も絵も出てこない。」
白炎さんの作品1つ1つ全てに
観る者の心を動かす力があるのは、
こうした在り方があるからなんですね。
毎朝、facebookで白炎さんが発信される言葉に
勇気づけられている方も多いでしょう。
ボランティアで開催している
白炎さんの墨絵教室は「命の教室」とも呼ばれ、
ひきこもり、闘病生活中の人など、
それぞれ人生に悩みを抱えている人が
沢山参加されています。
そして、大人も子供も、
みな、自分の描いた絵に、書いた言葉に涙する。
響く。染みわたる。
ひきこもりだった子が個展を開けるまでになる。
そして、周りがそれを、
「よかったね!」って本気で喜び合う。
モノクロが七色に輝き始める瞬間なんだ
と思いました。
小林白炎さんの今後の活動予定です。
▼小林白炎 ル・サロン3年連続入選作品「Dreammer」展示
・日時 2月14日~17日
・場所 パリ グランバレ国立美術館
▼小林白炎 墨絵教室
・日時 2月18日(土)13時~15時
・場所 士別市生涯学習情報センター
▼小林白炎 個展
・日時 3月1日(水)~3月10(金)
・和寒町立図書館
▼小林白炎 墨絵教室
・日時 4月1日(土)、2日(日)
・場所 北鎮記念館
詳細はこちらの小林白炎facebookを是非チェックして下さい。
↑ル・サロン3年連続入選作品「Dreamer」
↑もう何年も前から大事に使っているボクの名刺。
白炎さんに書いていただきました。
普通の紙ではなく筆文字にふさわしい和紙にしています。
↑白炎さんの新たなる挑戦作品!
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