もう、皆見てない、忘れたであろう真田丸から。
胸に刺さったセリフはいくつもあったが、
その中でも大切なことを思い出させてくれたのが、
「そんなこと百も承知!」
戦の中でしか生きられないお前のような人間には
もう居場所はないと徳川家康が放った言葉に
真田幸村が返した言葉。
そう、百も承知なのよ。
たとえば、リストカットする人は、悪いのはわかっている。
でも、しちゃうんだから。
Gランクの子は勉強しなきゃいけないのはわかっている。
でも、できないんだから。
そんなこと百も承知。
カウンセラーやコーチングやセラピーなど、
最終的にある地点に相手を導こうとする生業の人でも、
そこを本当にわかっている人は少ない。
「良いことを考えましょう。」
「モノの捉え方を変えましょう」
「相手に感謝しましょう」
「1日1つでも、1mmずつでもいいんだよ」
そんなこと、言われなくても百も承知だから。
でも、それができないんだって・・・。
そういうクライアントと接していると、
”創造するDo”が生まれてきます。
それこそ、無意味な知識、
悲劇的に役に立たないテクニックに代わる
「ユーティライゼーション」そのものだ。
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