個別指導会員さんから、こんな質問を頂きました。
『ハプニングが起きた時に、
注意を別なところに引きつける
ミスディレクションというテクニック
これは、思いつきませんでした。
目から鱗です。
それと、同じようなことなのですが、
私の場合、講義をしたり、プレゼンをしたりする時に
ハプニングが起こることがあります。
例えば、自分の主張に対して、
真っ向から反対してくる人が
突如として表れてきた時の対策を教えてください。』
これ、ホント困りますよね。
セミナー講師の経験がある方なら1度や2度、
悩んだ事があるでしょう。
いきなり、一方的に否定発言をしてくる人。
います。
でも、現れてしまった以上、しかたがありません。
対処しましょう。
こんな時のボクの対処法は、
『実は、○○でも5人の方に指摘されました。
今日はまだ少ない方ですね。』
ポイントは、まず受け入れることです。
「なるほど..△□とお考えなんですね」
でもいいです。
そして、すかさず質問をします。
「大阪でも5人の方に言われました。
正直、今日はまだ少ない方かも知れません。
どんな所が△□と考えさせるのでしょうか?」
否定意見が出たらすぐに答えてはいけません。
質問には質問で返すのも1つの手です。
これ、意外と重要です。
質問を何度か繰り返していって
徐々に相手の問題点にフォーカスしていきながら
自分の主張をしていきます。
大抵は4、5回質問していけば、
相手が自分の矛盾点に気づくことが多いです。
テレビやラジオでも、
良くインタビューで使われる
「しゃべる技術」ですね。
昔、選挙ステーションで
堀江さんと言い合いになった古舘伊知郎さんも
バンバン使っていました。
但し、この方法は質問者が普通の人の場合です。
そうではなく、単なるヤジだったりいいがかりの場合は、
こちらの方法が有効です。
講演、セミナー、プレゼンはもちろん、
パーティーの司会進行中には、
思いもしないハプニングが起きる事があります。
そんな時も、まずは相手を受け入れてあげて下さい。
「少し、酔いが回ってしまったようですね。
こちらでしばらくお休みください・・」
素直な受け入れコメントをすると、
落ち着いてその場をしのぐことができますよ。
[bookoffer]