セクハラ問題が何ヶ月か前に、
大きく取り上げられことがありました。
国会議員による
「セクハラいたしません」発言が
話題のトップになったことも
記憶に新しいですよね。
この発言そのものが、
セクハラになっていたという・・・
もう、これは、
中世の魔女狩りと一緒です。
水槽に沈める。
それでも生きていたら、
魔女だとわかって、その後死刑。
逆に溺れて死んでしまったら
魔女の疑いは晴れるけど、
けっきょく、死んでしまうことに
変わりはない。
この状態を一般的には
「ダブルバインド」と呼んでいます。
「どっちにしてもダメ」ってことですね。
営業系のビジネス本でも
クロージングしたい時は
「ボールペンでもいいですよ」、
と言うのがダブルバインドとして
紹介されているので、
(何で書こうがどっちにしても契約する)
ご存知の方も多いかも知れません。
けれど、精神科医の故ミリトンエリクソンは
これをダブルバインドとは言わず
単なるバインドと呼んでいました。
本当のダブルバインドとは、
意識と潜在意識が矛盾状態にあること。
つまり、意識で発するメッセージと
無意識で発するメッセージに
食い違いがある場合です。
国会議員による
「セクハラいたしません」発言が
なぜ炎上したかといえば、
その前に、野党の女性議員を
「セクハラとは縁遠い方々」と
明らかに意識で傷つけるようなことを
言っておきながら、
「セクハラいたしません」と
言葉では正しくても、
無意識に届くメッセージが
全く逆の意味になっていたからです。
ここの部分が、
ダブルバインドに
なっているのですね。
ダブルバインドは
「どっちの道を選んでも大丈夫だよ」と
相手を励ましたり、
背中を押したりする時に使うなら
良薬になり、
思い通りに導くことさえできますが
「どっちもダメ」という否定的で
拘束するような使い方をすると、
もうそれはそれは、苦しめる毒薬になります。
たとえば、
「いつでも相談してね」と言っておきながら
「彼女は遅くまでがんばってたわよ」
などとは、決して言わないようにしましょう。
このようなテクニックは、
ダブルバインド以外にもたくさんあります。
たとえば、商談、交渉、恋愛など、
相手にイヤと言わせず導きたい時に
使える奥義が数多くあるのですが、
あまり知られていません。
それもそのはず。
そのほとんどが、アンダーグラウンドの世界でしか
お目にかかれないノウハウだからです。
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